知的好奇心を刺激する!
背景を知ることで、より深く曲を知る!
違う角度から作曲家と曲を読み解くレクチャー・コンサート
フィギュアスケートの曲にも多用され、数々の作品が日本でも愛され続けているラフマニノフは、
偉大な作曲家であると同時に、リストと並び称されるほどのピアニストでもあった。
チャイコフスキーに憧れ、文豪チェーホフとも交流を持ち、亡命後もロシアの情景に想いを馳せていたラフマニノフ。
彼の生涯から、作品の背景を読み解き、自身の作品の他、
チャイコフスキーやショパンなど関連の作品をお聴きいただく、レクチャー・コンサート。
演奏は、ラフマニノフと同時代に生きた画家カンディンスキーの血を引き、
ラフマニノフ演奏家として名が知られるミハイル・カンディンスキー。
ラフマニノフを深く知ってみませんか?
演奏だけを聴く通常形式のコンサートと違い、講義の合間にピアノ演奏が入る形式で進められるこのレクチャー・コンサートは、作曲家の生きた時代、置かれていた状況などを知ることで、演奏曲の作られた背景を知り、違う切り口から演奏を聴けるコンサートです。
ラフマニノフの生きた時代のロシア、そして、彼の抱く普遍的な音楽への想い。それは、今の時代にも繋がります。
フィギュアスケートやドラマなどで幅広い世代の方に耳に覚えのあるラフマニフの曲を、もう一歩踏み込んで知り、お客様それぞれの観点から、ラフマニノフへの造詣を深めていただきます。日常に生きる多くの人が持つ、知的好奇心を刺激します!
※スクリーン使用予定
1973年モスクワ生まれ。大画家W.カンディンスキーの家系に当たる。
グネーシン音楽学校在学中ロシアオーケストラとプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番を共演しデビュー。モスクワ音楽院を首席卒業。全額給費特待生として渡英、英国王立音楽院大学院修了。ウィンゲート賞受賞。
ロシアをはじめヨーロッパ各地でリサイタルや音楽祭に出演、その音楽は心に沁み入る美音と優しさ、詩情に溢れている。
特にラフマニノフを中心とするロシア音楽では「多くの音楽家たちが今日聴くことのできる最高峰として受け止めるであろう」とロシア本国から高く評価され、モスクワ・ラジオ放送録音の「ラフマニノフ24のプレリュード」は今なおモスクワに放送される。